こんにちは、はんじゅくです!
今回の記事では、本多静六氏の書かれた「私の財産告白」という本をご紹介します。
皆さんは仕事に対してこんな気持ちをもつことはありますか?
働きたくない!仕事きらい!
プレッシャー、長時間労働、人間関係など色々と理由は考えられます。
しかし、このままだと皆さんは幸せから遠ざかってしまうかもしれません。
なぜなら、この本によれば仕事を楽しむことこそが人生最大の幸福だからです。
そしてその方法は、野望をもって仕事に努力することです。
その理由を、下記の3点の内容に沿って解説します。
- 働かずに生きていくのは難しい
→生活のためのお金を得る必要がある。
- 人生最大の幸福は仕事を楽しむこと
→仕事を楽しむことは、嫌な仕事を最高に楽しいものにしてくれる。
→さらにお金、地位、名誉なども一緒に手に入る。
- 楽しむには努力するしかない
→自分に見合う野望をもって仕事に全力で取り組み続ける。
この記事では、仕事と幸せについての一つの考えをお示しします。
記事を読んだ皆さんが、より幸せに近づくことができれば幸いです。
仕事について悩みのある方はぜひ最後までご覧ください!
働かずに生きていくのは難しい
どんなに働くのが嫌でも、実際に働かずに生きていくのは難しいです。
それは、働いて生活のためのお金を得る必要があるからです。
宝くじとか遺産とかは?
一部の例外ではなくふつうの人の話です!
世の中にお金がある限り、お金を無視して生活することはできません。
総務省の家計調査(2020年)によると、2人以上世帯の消費支出は1か月で平均約23万円となっています。
平均値ですのであくまで目安にはなりますが、このくらいのお金を稼がないと、生活が立ち行かなくなるということです。
例えば、夫婦の月収が合わせて23万円程度でおおよそ「収入=生活費」になります。
しかしこれだと一切余裕がないので、将来のための貯金、臨時支出なども考えるとより多くの収入が必要かもしれませんね。
また、インターネットで働かずに生きていく方法について調べても、労働時間を減らすことを提案するものや、より融通の利く働き方を提案するものがほとんどでした。
結局のところ仕事をしないというのは難しいようです。
このように、残念ながら普通の人にとって「働かない」という選択肢は選べないようになっています。
人生最大の幸福は仕事を楽しむこと

普通の人にとってはやらざるを得ない「仕事」ですが、仕事を楽しむことができれば、それは人生最大の幸福になります。
当然、仕事を楽しめれば嫌な仕事がそうではなくなります。
それどころか著者によれば、仕事から得られる楽しさ自体がとてつもなく大きいそうです。
その楽しさには、食事、レジャー、財産、名誉のどれも全くかないません。
さらに、多くの場合仕事を楽しむことができれば、生活のためのお金だけでなく地位も名誉もおまけでついてきます。
一石二鳥どころか三鳥にも四鳥にもなるんだ!
著者は、仕事から得られるお金、地位、名誉などを「仕事の粕」と表現しています。
仕事を楽しむことは嫌な仕事を最高に楽しいものにしてくれるだけでなく、その「粕」までも手に入れることができてしまう、そんな幸福への近道ということです。
楽しむには努力するしかない

仕事を楽しむにはどうすればいいでしょうか。
その答えは、努力です。
結局は精神論?
それでも知ることで行動に変化が出ますよ!
著者によると、仕事における努力とは、自分に見合う野望をもって仕事に全力で取り組み続けることです。
「自分だってできる」という強い気持ちを持ち、決して卑屈になったり、委縮してはいけません。
そして努力は、自然と仕事の成功を生むでしょう。
仕事上の成功は他のどんな成功よりも、働くその人自身だけでなく周囲の人々にも最大の幸福をもたらしてくれます。
アドラーの「最大の幸せは、人に必要とされること」という言葉にも通じますね!
著者曰く、「凡人は亜天才を目指さなければならない」のです。
天才は生まれ持った才能なので、なることはできません。
しかし凡才でも努力を続ければ、得意にも好きにもなれるということです。
実際に著者は、「自分は凡人だったが、凡才+努力の亜天才でそれほど天才にひけを取ってきたとは思わない」と述べています。
仕事を楽しむには、凡人であっても相応の野望を持ち、そして全力で取り組み続けることが必要ということです。
結局のところ問題は、努力をするかしないかどうかだけです。
しかし、実際何をどうやって努力すればいいか悩んでしまうこともあるでしょう。
そんなときは、仕事に関係する資格の取得がオススメです。
資格取得は結果が目に見えるので、達成感を得て努力を続けやすいです。
僕は凡人だからコツコツ努力するしかない!
今の環境がどうしても努力ができるものでないなら、環境を変えてみるのもひとつの手段です。
そして仕事を楽しめるようになれば、あなただけでなく、あなたの周りの人も幸せにできます。
【私の財産告白】まとめ:人生とは努力であり、努力とは幸せである
この記事では、本多静六氏の書かれた「私の財産告白」という本を通して、下記の3点について解説しました。
- 働かずに生きていくのは難しい
→生活のためのお金を得る必要がある。
- 人生最大の幸福は仕事を楽しむこと
→仕事を楽しむことは、嫌な仕事を最高に楽しいものにしてくれる。
→さらにお金、地位、名誉なども一緒に手に入る。
- 楽しむには努力するしかない
→自分に見合う野望をもって仕事に全力で取り組み続ける。
働かずに生きていくのは難しい
働いて生活のためのお金を得る必要があるからです。
残念ながら普通の人にとって「働かない」という選択肢は選べないようになっています。
人生最大の幸福は仕事を楽しむこと
仕事を楽しむことは嫌な仕事を最高に楽しいものにしてくれるだけでなく、その「粕」としてのお金、地位、名誉までも手に入れることができてしまう、そんな幸福への近道ということです。
楽しむには努力するしかない
仕事を楽しむには、自分に見合う野望をもって仕事に全力で取り組み続けるしかありません。
結局のところ問題は、努力をするかしないかどうかだけです。
この記事の内容を簡単にまとめると、以下の通りです。
「生きていくのにお金がいるから、仕事はやらなければいけない。
どうせやるなら、楽しめるくらい一生懸命やってみよう。
そのうち仕事で成功できるし、それ以外もおまけでついてくるよ。」
内容としては、結構当たり前のことかもしれません。
だからこそ、私にとっては非常に共感できる内容でした。

努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。
努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う。
イチロー
イチローももしかしたら「亜天才」かもしれないですね。
皆さんの野望は何ですか?
商売や世渡りについての学びも各所にちりばめられていて、人生のバイブルになるかもしれないと感じる本でした。
記事では割愛したお金の貯め方、増やし方もとても実践的な内容です。
ぜひ、皆さんも一度読んでみてください。

