からやぶり

すこし前に進めそうな、毎日のヒント。

仕事が向いてない?実は「好き」と「得意」のバランスが大事かも

「今の仕事、自分に向いているのかな…」

こんな悩み、抱えていませんか?

仕事をしていても、どこか楽しめない、やりがいを感じない。

なんとなく「この仕事、自分には合ってない気がする」と思っているけれど、じゃあ自分に向いている仕事が何なのか、すぐには分からない…。

 

私も同じように悩んでいた一人です。

新卒で入った職場は市役所、仕事はそれなりに手際よく進められていたと思っています。

でも3年ほど続けてみたところで「どうも違うな」と感じてしまったんです。

どちらかといえば得意だったかもしれませんが、どうも好きにはなれなかった。

だからこそ、どこかで「向いてない」と感じる日々が続きました。

 

そんな経験を通して、「向いている仕事」って、ただ得意なだけでも、好きなだけでも足りないんだと気づきました。

むしろ好きと得意が重なるところに、自分が本当に向いている仕事があるのでは?と考えるようになったんです。

 

この記事では、仕事が「向いている」とはどういうことか、そして「好き」と「得意」のバランスについて、私の経験をもとに一緒に考えてみたいと思います。

ぜひ、あなたの悩み解消のヒントになれば幸いです。

① 「向いている仕事」とは何か?

「向いている仕事」とは何でしょうか?

人それぞれ感じ方はあると思いますが、個人的に大切なのは「好き」と「得意」がどの程度重なり合っているかだと考えるようになりました。

「得意だけど好きじゃない」仕事

私も公務員として働いていた時、仕事をうまくこなせてはいましたが、変化の乏しい日々の中で、「この仕事は好きになれそうにないなあ」と感じていました。

仕事自体は決して難しいものではなく、周囲からの評価も悪くはありませんでした。

それでも「好きではない」という状態が続くと、モチベーションもどこかで途切れてしまうんですね。

「好きだけど苦手」な仕事は?

一方で、仮に「好きだけど苦手」な仕事を続けていたとしたらどうでしょう?

楽しめる要素がある分、気持ちは続くかもしれません。

しかし、苦手な部分が足を引っ張り、毎日の業務が「努力」に感じることも増えてきます。

例えば、毎日ミスが多く、効率も上がらないままだと、徐々にやりがいを見失ってしまうかもしれません。

 

結局、「向いている仕事」というのは「好き」と「得意」のバランスが取れていることが理想的なんだと思います。

どちらか一方だけでは不十分で、このバランスが整っている仕事に出会えれば、長く続けられる可能性が高くなります。

②「好き」かどうかを見極めるポイント

では、「好き」な仕事をどうやって見つければいいのでしょうか?

ここでは、「好き」を見極めるためのいくつかのポイントを挙げてみます。

好きなことリストを作る

まず、好きなことをリストにしてみましょう。

といっても「映画鑑賞」や「料理」など趣味を並べるのではなく、仕事や作業に関わるものを具体的に挙げていくといいでしょう。

例えば、「誰かに説明をするのが好き」「チームで協力して取り組むのが好き」など、業務に関連する好きなことを書き出します。

今の仕事で楽しいと思う瞬間を探す

次に、今の仕事の中で「楽しい」と思う瞬間に注目してみましょう。

仕事全体が合っていないと感じていても、細かな場面ではやりがいや楽しさを感じていることもあります。

自分が心から楽しんでいる瞬間を振り返ってみると、好きな仕事を見つけるヒントになります。

 

私の場合、「効率的に進める」ことが意外と楽しいと感じることが多くありました。

面倒な手続きを効率化したり、誰かの手助けをして業務をスムーズにするのは、達成感がありました。

このように、自分の「好き」の部分を見つけることで、仕事の方向性が見えてくることがあります。

③ 「得意」なことを見つけるための自己分析

自分に「得意」なことがあるかどうかを知ることも、向いている仕事を見つけるためには重要です。

得意なことは、他人からの評価や自己評価を通じて見つけることができます。

得意分野をリスト化する

まず、得意だと思うことをリスト化します。

これも「好きなこと」と同様に、仕事やスキルに関連する内容に絞って考えると良いでしょう。

たとえば、「人とコミュニケーションを取るのが得意」「資料を整理するのが得意」などが挙げられます。

自分が普段当たり前にできることでも、他人にとっては難しいと感じる部分が意外とあるものです。

周囲の評価を参考にする

また、周囲の評価も貴重な情報源です。

上司や同僚から「あなたはこれが上手だね」と言われることはありませんか?

実際、私は「PC作業が早い」と言われることが多かったのですが、それは自分では気付かなかった「得意」な部分でした。

周りの評価を取り入れることで、自分の強みや得意分野を見つける手がかりになります。

④ 「好き」と「得意」のバランスを取るための3つのステップ

ここまでで、「好き」と「得意」が重なるところに「向いている仕事」があるというお話をしてきました。

では、具体的にどうやってこのバランスを取るか、そのための3つのステップを紹介します。

ステップ1:好きなこと、得意なことのリストを作成

まずはこれまで説明してきた方法で、「好き」なことと「得意」なことの両方をリストにしてみましょう。

自分の好きと得意を整理し、紙に書き出すことで視覚的に把握しやすくなります。

ステップ2:今の仕事における「好き」や「得意」との関連性を考える

次に、今の仕事において「好き」や「得意」がどの程度発揮できているかを考えます。

仮に今の仕事の中で「得意」な部分はあるものの、「好き」がほとんど含まれていないと感じる場合は、新しいキャリアの選択肢を検討する時期かもしれません。

ステップ3:今後、より好きと得意を両立できる道を探してみる

最後に、今後のキャリアで「好き」と「得意」のバランスが取れる方向を探します。

私の場合、得意だけれど好きでない仕事に疑問を感じたため、好きと得意が交わる領域を探すことにしました。

これを機に、自分の得意な「PC作業の速さ」をより活かせる分野を意識するようになりました。

まとめ

仕事が「向いてない」と感じることは、決してネガティブなことではありません。

むしろ、それが新しい道を考えるきっかけになります。自分に合った仕事を見つけるためには、「好き」と「得意」のバランスを取ることが大切。

「今の仕事が向いてないかも」と悩んでいるあなたも、このバランスを意識して自分にフィットする働き方を見つけてみませんか?

ぜひ、自分らしいキャリアへの第一歩を踏み出しましょう!