からやぶり

すこし前に進めそうな、毎日のヒント。

「計画倒れ」させない!目標管理のコツ

「目標を立てたけど、年の途中で忘れてしまった…」

「計画通りに進めるつもりが、気づけば後回しにしていた」

こんな経験はありませんか?

年末年始になると、今年1年を振り返ったり、来年の計画を立てたりする方も多いんじゃないでしょうか。

目標と計画には「ちょっとしたコツ」があります。

このコツを知って実践するだけで、目標達成がぐっと現実に近づきます。

 

私自身、会社でKPIの設定や管理を日常的に行い、自分の生活でも目標と計画を活用しています。

もちろん試行錯誤も失敗もたくさんしてきましたが、その経験から、成果を上げる方法を見つけました。

この記事ではそのノウハウをわかりやすくお伝えします。

 

①振り返りの重要性とその方法

成果を認識することでモチベーションが上がる

目標を達成する第一歩は、「振り返り」をしっかり行うことです。

1年の成果を振り返ることで、自分がどれだけのことをやってきたのかを客観的に知ることができます。

これをやらずに次の目標を立てると、「できなかったこと」にばかり目がいき、モチベーションが下がってしまいます。

 

振り返りの際には、「できた理由」と「できなかった理由」を明確にするのがポイントです。

たとえば、今年の目標が「月に5冊本を読む」だったとします。

達成できた場合は「スキマ時間を読書にあてたから」、達成できなかった場合は「目標が高すぎて現実的でなかったから」といったように、理由を考えます。

 

この理由からあなたの行動の特徴が見えてきますから、それをうまく扱うことで自分自身をコントロールしやすくなりますし、新しく目標を立てるときにとても参考になりますよ。

具体的な振り返り方法

振り返りには、手帳やスケジューラを活用するのがおすすめです。

今年の予定を見返しながら、どんな出来事があったのか、どんな成果を上げたのかを整理します。

 

手帳であればこのとき、手書きでメモを残すとより効果的です。

実際にやってみるとよくわかりますが、手書きはタイピングよりも脳に定着しやすく、振り返りが深まります。

②達成できる目標の立て方

目標は「ゴールから逆算」で設定する

目標を達成するためには、ゴールから逆算して計画を立てることが大切です。

たとえば、「3ヶ月で5kg痩せる」という目標なら、1ヶ月で1.5kg、1週間で0.4kgと小さな目標に分解します。

ベストは一日単位で分解することです。

 

また目標は「ちょっと簡単かな?」くらいのものにしておくのが継続のコツです。

こうすることで「これならできそう」と感じ、取り組む意欲が湧きます。

測定可能でコントロール可能な目標を設定する

目標を設定する際には、以下の2つのポイントを押さえましょう。

 

成果が測定できること

成果が明確に、できれば数字でわかるものにすることで、進捗と達成度がわかりやすくなります。

「健康的な生活を送る」よりも「1日1万歩を歩く」の方が具体的で、出来たのかどうかもはっきりわかります。

 

コントロール可能であること

自分の努力や意思で達成できる範囲にすること。

「試験に合格する」という結果はコントロールできないですが、「過去問10年分を解く」という作業量は自分次第です。

 

さらにこれを手書きで記録することで、目標がより自分ごととして意識されます。

③計画を実行する仕組み作り

振り返りを定期的に行う仕組み

目標を達成するには、計画を実行しつつ定期的に振り返る仕組みが必要です。

 

たとえば、毎月1日や週初めに「今週できたこと」「これからやるべきこと」を確認する時間を作りましょう。

このとき、手帳のウィークリーページなどを使えば効率よく進捗をチェックできます。

できていたらその日に○をつけたりすると、ちょっとした達成感も生まれます。

 

もし一日単位で目標を立てているなら、毎日進捗を振り返ることができるので、より自分に発破をかけられますよ。

習慣化の力を借りる

目標達成の秘訣は「習慣化」にあります。

一度に大きな変化を求めるのではなく、小さな行動を繰り返すことが大事です。

 

たとえば、「1日10分間の運動」や「毎日5分の読書」といった小さなタスクを設定し、少しずつ積み上げるような目標を設定しましょう。

④私の実践例と失敗談

実践例:手書きで計画し、目標を達成した話

私が「ゴールから逆算する目標設定」で成功した例をご紹介します。

数年前、資格試験に挑戦したとき、「テキストを1日50ページ読む」「過去問を1日25問解く」といった具体的な目標を立てました。

 

これを毎日手帳に記録し、進捗を可視化したことで、無事合格できました。

また毎日のタスクができたら○をつけていたので、それが積み上がっていくのはとても自信になりました。

失敗談:計画を立てたけど続かなかった理由

一方で、失敗もたくさんありました。

特に多いのが、「計画に無理があった」ケースです。

 

たとえば、「1日5時間の勉強」といった非現実的な目標を立てた結果、数日で挫折してしまったことがあります。

また振り返りを怠ると「何をやっているのかわからなくなる」ことも。

まとめ:達成するためのステップをもう一度おさらい

最後に、この記事で紹介した目標達成のステップをおさらいしましょう。

 

・振り返りを行い、今年の成果を確認する。

・ゴールから逆算して、達成可能な目標を設定する。

・計画を実行し、定期的に振り返る仕組みを作る。

 

これらをワンストップでできるのはスマホや手帳ですが、ぜひ手書きの手帳を試してみてほしいです。

実際にやってみると驚くくらい、手書きによる効果は思ったより大きいと思います。

 

 

目標と計画を確実に管理することで、あなたの1年はより充実したものになるはずです。

確実に目標を達成して、来年も実りある素晴らしい1年にしてきましょうね!