からやぶり

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「残業=悪」だけでいいの?ポジティブな残業観も少し考えてみた

「残業は嫌だ」と感じる人、多いですよね。

私も基本、残業には消極的で「できるだけ定時で帰りたい派」です。

残業があると、一日中働きっぱなしのようで、翌日に疲れも残りますし、プライベートな時間も削られてしまいます。

 

そんな中、世の中では残業規制が厳しくなり、会社でも「残業ゼロ」を目指す動きが増えています。

でも一方で「本当に残業ゼロがすべての解決策になるのか?」という疑問も少し感じることがないわけではないです。

悪い残業がある一方で、必要な場面で役立つ「良い残業」もあるのではないでしょうか?

 

そこで今回は、私なりに「残業の悪い面と良い面」について少し掘り下げて考えてみることにしました。

残業のネガティブな部分だけでなく、ポジティブな面も含めて腹落ちさせることで、働き方をもう少し柔軟に見つめ直せるかもしれません。

① 残業の「悪い面」とは?

まず残業の悪い面について触れておきましょう。

世の中で「残業=悪」とされる大きな理由には、やはり仕事の非効率化、健康や生活に与える悪影響が挙げられます。

 

時間が限られると集中力が高まるものですが、残業で「時間がたくさんある」と思うと逆にダラダラしてしまい、仕事が効率的に進まなくなりがちです。

 

また残業が多いと、仕事以外の時間が少なくなり、十分な休息ができません。

睡眠時間が削られることで疲れも蓄積し、集中力が下がってしまいます。

その結果、次の日の仕事のパフォーマンスが低下してしまい、悪循環が起こりやすいのです。

 

さらに残業が習慣化して自分の趣味やリラックスする時間が減ると、ストレスも増え、心の健康にも悪影響が出てしまいますよね。

私も公務員時代、繁忙期で残業続きだったときは、正直自分の時間が持てなくて辛かった経験があります。

「何のために働いているんだろう?」と感じることもありましたし、次第にそういった感情すら失われて無気力になっていきました。

 

残業は多くの場合、仕事の効率も生活の質も下げる「悪い面」が強いのです。

② それでも「良い残業」もある?残業のポジティブな側面

ここまで見るとやはり「残業は悪だ」と言いたくなりますが、場合によっては残業が「良い面」をもたらすこともあるのかなと思います。

良い残業というのは、例えばこんなケースです。

 

まず仕事に慣れていない時期や新しいスキルを習得するとき、残業してじっくり取り組むことで学びが深まることがあります。

私も新しい分野に挑戦するとき、あえて残業して自分のペースで知識を吸収したことで、後々仕事の質を向上させられた経験があります。

 

またチーム全員で頑張ることで連帯感が生まれることもあります。

プロジェクトの最終段階など、全員が「ここで踏ん張ろう」と一丸になって取り組むことで、達成感や連帯感が強まります。

このような経験はチームワークを深め、次の仕事にも良い影響を与えます。

もちろん、常にチームで残業するのは大変ですが、適度な努力が互いの信頼関係を築くこともあるのです。

 

こうしたポジティブな面を少し意識するだけで、残業に対して「悪」だけではない別の見方ができるように思います。

働き方改革の時代だからこそ、残業をゼロにするだけではなく、自分の成長やチームのつながりを高める要素としても、適度に取り入れることも一つの選択肢なのかもしれません。

③ 「良い残業」の基準を見つけよう

さて、ではどんな残業が「良い残業」と言えるのでしょうか?

ここでは、私なりに考える「良い残業」の基準をいくつかご紹介します。

皆さんも、自分なりの基準を持って残業と向き合うヒントにしていただければと思います。

 

まず第一に、「目的が明確な残業」であることです。

例えばプロジェクトを成功させるためや、スキルアップのためといった明確な目的があるとその残業は成長や達成感に結びつきます。

単なる日々の業務の延長ではなく、目標をもって自分に必要なスキルや知識を身につける機会として捉えることで、充実した時間に変わります。

 

また「一時的な努力で完了するかどうか」も重要です。

長期間にわたる残業は心身に負担がかかりやすいですが、短期間の集中した努力で大きな成果を狙う残業なら、無理なく頑張れることが多いです。

「この数週間だけ、目標達成のために頑張ろう」という短期的な取り組みであれば、達成した時の満足感も大きくなります。

 

そしてもう一つ、「自分のやりがいや成長に直結するかどうか」を考えてみるのもいいでしょう。

残業がただの会社への奉仕ではなく、自身の新しい挑戦や学びにつながるのであれば、働く意義が感じられますし、自分のキャリアにもプラスになります。

「残業時間を自己投資の時間と考える」という視点を持つと、ただ時間が増えるだけの残業とは違った意識で取り組めるようになるはずです。

まとめ

今回は残業の悪い面だけではなく、少しポジティブな面についても考えてみました。

もちろんほとんどの残業が悪い影響を与えやすく、できれば避けたいのが正直なところです。

でも時には残業を活かして自分の成長やチームの連帯感を築くことも可能だと感じます。

 

捉え方は人それぞれですが、「残業=悪」という一面的なイメージだけで判断するのではなく、自分にとって価値があるかどうかを基準にすることで、柔軟に働き方を選べるようになるかもしれません。

働き方改革が進む今こそ、自分にとって必要な残業と、そうでない残業を区別して、自分なりの働き方を確立していくことが大切なのかなと。

 

私としては、残業に対してポジティブな面も考えられるようになれば、働くこと自体がもっと充実したものになると思っています。

まずは、「自分にとって本当に必要な残業は何か?」と問いかけるところから、ぜひ始めてみてください。