からやぶり

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若手社員必見!「思考力を鍛える習慣」で周囲の信頼もアップ

「考えが浅いって思われているかも……」と不安になったり、

会議で「意見を言わなきゃ」と焦ること、ありませんか?

私も以前は、特に公務員をしていたときはまさにそんな感じでした。

「言われたことをやる」だけで、意見を求められる場面なんてほとんどなかったんです。

でも転職してからガラッと環境が変わりました。

先輩に「ポジションを持つって大事だよ」と言われたときは正直ピンときませんでしたが、意識してみたら確かに変化がありました。

 

「ポジションを持つ」を意識したおかげで、思考力が鍛えられるだけでなく、周りから「意見がちゃんとある人」として信頼されるようになりました。

この記事では、「ポジションを持つ」ことでどうやって思考力を鍛えられるのか、さらにその具体的なやり方について、私の体験を交えながらお伝えします。

思考力を鍛えるには「ポジションを持つ」ことが鍵

「ポジションを持つ」ってどういうこと?

まず「ポジションを持つ」という言葉を初めて聞いた方に説明しますね。

これは自分の意見や立場をあらかじめ用意しておくことです。

たとえば会議で「この案件、どう進めますか?」と聞かれたときに、様子を見るだけであったり、「どうしましょうね~」ではなく、自分なりの答えを持っておくイメージです。

 

ただしこれは声を大にして「私はこう思うんだ!」と主張するわけではありません。

むしろ、自然体で「自分の考えをちゃんと準備しておく」くらいがちょうどいいんです。

ポジションを持つと、なぜ思考力が鍛えられるのか?

ここからが本題です。

「ポジションを持つ」ことを続けると、どうして思考力が鍛えられるのか。

その理由をわかりやすく説明します。

考える機会が増えるから

ポジションを持つには、自分の意見を考えなきゃいけませんよね。

そのためには、周りの情報を分析して「自分ならどうするか」を整理するプロセスが必要です。

この「考えるプロセス」自体が、思考力を鍛えるトレーニングになっているんです。

 

そうやってポジションを持つことを続けていると、日常のどんな場面でも「自分ならどう考えるか」を意識するようになります。
これが「考えるクセ」につながり、自然と頭が冴えるようになってくるんです。

たとえば会議資料を読むときも、「自分なら、どう進める?」という視点で考えながら読むだけで頭がフル回転します。

逆に、何も考えずに聞き流すだけでは思考力は育ちません。

意見を言う場面でアウトプットが増えるから

「思考力を鍛える」には、考えるだけでなくアウトプットも重要です。
自分の考えを言葉にして伝えることで、頭の中がクリアになり、自信を持って発言できるようになりますし、「どうすればもっと的確に伝えられるか」を学べます。
これが積み重なると、意見の精度がどんどん上がっていきます。

小さなステップから始めよう

文字で見るとなんだか小難しくみえるかもしれませんね。

ただ最初はほんとうに小さなことでいいんです。

事前準備をする

会議の前に、「この議題について自分はどう思うか」を紙に書いておく。
それだけでも十分です。

日常の選択で考えるクセをつける

たとえば、ランチの選択でも「なぜこれにするのか」を少しだけ考えてみる。
選択肢を比較して理由を整理するだけでも、思考力のトレーニングになります。

「ポジションを持つ」ことでこんな効果も

周囲からの信頼がアップする

「自分の考えを持っている人」は、それだけで頼りがいのある印象を与えます。

たとえ意見が採用されなくても、「ちゃんと考えてるんだな」と周りに伝わります。

これが信頼を生むんです。

信頼を得ると、自然と「この人に任せよう」という場面が増えていきますよね。

脳の情報収集能力が向上する

「ポジションを持とう」と意識すると、脳が自然に必要な情報を集めようとします。

たとえば会議資料を読むときも、「自分がポジションを持つために必要な情報はなんだろう?」と考えながら読むと、重要なポイントが自然と目に入ってくるようになります。

 

さらに、インプットが増えると意見の質がどんどん向上します。

「自分の考えを支える材料を集める」ことで、説得力が増し、さらに信頼を得られるようになります。

これが、ポジションを持つことで生まれる好循環なんです。

まとめ

思考力を鍛える第一歩は、「ポジションを持つ」意識を持つこと。

まずは、小さな場面で自分の意見を考えることから始めましょう。

会議や業務で「自分ならどう考えるか、決断するか」を意識するだけで、自然と思考力も信頼も向上していきますよ。