「会社の忘年会、正直行きたくない…」
そんな風に感じたことはありませんか?
私も心底同じです。
忘年会に限らず飲み会が得意ではなく、気疲れするのでできれば避けたい。
それでも「会社の行事だから」とか、「断ったら角が立つかも…」という理由で、参加せざるを得ないことがありますよね。
でも忘年会に行くのをただ「嫌だ」と感じ続けていると、気持ちも沈んでしまいます。どんなに嫌でもどうせ避けられないなら、少しでも気楽に、前向きに捉える方法を考えてみましょう。
この記事では、私自身の体験をもとに、忘年会を「割り切るコツ」や「楽しむための考え方」をお伝えします。
行きたくない気持ちは変わらないかもしれませんが、心の負担を軽くするヒントになれば幸いです。
忘年会が嫌な理由を整理しよう
まずは、自分が「忘年会に行きたくない」と感じる理由を整理してみましょう。
嫌な理由を明確にすることで、その解決策や割り切り方が見えてくることもあります。
典型的な嫌なポイント
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長時間拘束される
忘年会は、開始が早くても終了が遅いことが多いですよね。
特に二次会や三次会まで続く場合、家に帰れるのは深夜なんてことも。
貴重な時間が奪われると感じるのも無理はありません。 -
気疲れする人間関係
普段接点のない上司や先輩と話さなければいけなかったり、無理に盛り上げ役を求められたりすることもありえます。
職場での関係性がそのまま持ち込まれることもあり、ストレスを感じる人も多いのでは? -
お金や時間が無駄だと感じる
高い会費を払って、好きでもないメニューを食べるのに抵抗を感じることもあります。
特に年末は出費がかさむ時期なので、なおさら負担に思えてしまいます。
嫌だと思うのは自然な感情
これらの理由に当てはまるものが多いほど、「忘年会に行きたくない」という気持ちは強くなるでしょう。
でもこの気持ちは決しておかしなことではありません。
まずは「自分が嫌だと感じるのは当然だ」と認めてみましょう。
その上で無理なく乗り切る方法を考えるのが、現実的な対策になります。
割り切り術:行くしかないなら最小限の負担で
どうしても忘年会に参加しなければならないとき、少しでも負担を減らすための「割り切り術」をご紹介します。
準備編
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短時間で切り上げる計画を立てる
最初から「この時間には帰る」と決めておくと、心の負担が軽くなります。
忘年会が始まる前に、「明日は早起きしなきゃいけない」などの理由を作っておくのも良い方法です。 -
役割を最小限に抑える
「幹事」や「盛り上げ役」は避け、自分にとって楽なポジションを選びましょう。
例えば聞き役に徹するのも一つの方法です。
話を振られることはあっても、相手の話を聞いているだけで場が回るので負担が軽減されます。 -
気楽な仲間を見つけておく
同じように「忘年会が苦手」な同僚がいれば、事前に連携しておくのもおすすめです。
気の合う人と一緒にいるだけで、居心地が良くなることもあります。
当日編
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お酒の量をコントロールする
お酒の量を自分でコントロールすることは、気疲れや翌日の影響を減らす大事なポイントです。
「乾杯だけ一口飲んで、その後はウーロン茶」というスタイルでも、誰も文句を言いません。
近年はアルハラも厳しいですからね。 -
早めの退席理由を用意する
「家族の用事がある」「体調がすぐれない」など、誠実に伝えられる理由を考えておきましょう。
無理に付き合わず、早めに帰ることでストレスを大幅に軽減できます。 -
スマートに話を切り上げる技術
話が苦手な相手でも、「さすがですね!」と適度に褒めるだけで、場がスムーズに進むことがあります。
これだけで会話が途切れず、場を乗り切れることも多いです。
ポジティブに捉えるポイント
次に忘年会をポジティブに捉えるためのポイントをご紹介します。
意外なメリットに目を向ける
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普段話せない人との交流が増える
職場では話しかけにくい上司や他部署の人とも、気軽に話せる機会になることがあります。
距離が縮まれば、後々の仕事が円滑に進むこともあるでしょう。 -
上司や同僚の意外な一面を知るチャンス
普段は真面目な上司が、実はユーモアたっぷりだったり。
そんな意外な一面を知ることで、職場での関係が少しだけ柔らかくなることもあります。 -
自分の存在をアピールできる場
積極的に何かをする必要はありませんが、忘年会に出席することで、「チームの一員としての役割」を周囲にアピールする場になります。
自分の気持ちを切り替えるコツ
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「一回きり」と割り切る
年に一度のイベントだと考えると、「今回だけ頑張ればいい」と気が楽になります。 -
感謝や礼儀の表現と捉える
忘年会は、お世話になった人への感謝を伝える場でもあります。
「挨拶回り」と割り切って、形式的にこなすのも良い方法です。 -
小さな楽しみを見つける
美味しい料理を楽しむ、ビンゴ大会で商品を狙うなど、小さな目標を設定すると気が楽になります。
行きたくない場合の代替案
どうしても行きたくない場合、無理に参加する必要はありません。
断る場合のコツを押さえておきましょう。
断る場合の伝え方
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誠実で納得感のある理由を伝える
「家庭の事情で出席が難しい」「体調がすぐれない」など、相手が納得しやすい理由を選びましょう。 -
あらかじめ伝えるタイミングを見計らう
ギリギリに断ると相手に迷惑をかけてしまうため、早めに相談しておくのがベストです。
無理に参加しない選択もOKというのが大前提
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自分を大切にする
飲み会に行かないことで、自分の心身が守られるなら、それも十分に価値のある選択です。 -
他の形で感謝を伝える
忘年会に参加しなくても、メールやメッセージで感謝を伝えるなど、別の形でフォローすることは可能です。
結論:イヤイヤの忘年会を「少しだけ」前向きに
会社の忘年会は、苦手な人にとっては決して楽しいイベントではないかもしれません。それでも少しだけポジティブに捉えたり、負担を減らす工夫をすることで、気持ちは軽くなります。
大事なのは、自分に合った方法で乗り切ること。
行くならメリットを見つけ、無理なら無理せず断る。
大変ですが、このシーズンを乗り切りましょう!